中小志望者、じわり増加
2012年1月
日本経済新聞
2010年3月卒の大卒求人倍率は従業員300人未満の企業で8.43倍。1千人以上(0.55倍)に比べて格段に高く(リクルートワークス研究所調査)、学生の大企業志向と中小企業の人材確保難の傾向が強く出た。12年3月卒では300人未満の大卒求人倍率が3.35倍に低下した。ただ10年3月卒比で求人数が約3割減る一方で、就職希望者数は7割強増えた。
提言(和田康伯)(採用コンサルティング)
昨今の構造的な不況を背景に、中小企業が人を採りにくい状況は改善されつつあると言えます。しかし、中小企業は、大手企業に比べ、給与や福利厚生においても見劣りする条件が多く、採用の新卒採用の成功には、〔1〕ビジネスモデルの差別化、〔2〕ビジョンの明確な表明、さらには〔3〕経営者の人に対しての考え方等をいかに表現できるかが大切になります。また、中小企業においては、マルチ型、自立型、行動型の人材が求められ、学生と企業が中小企業入社における優位性と共に、中小企業流の仕事の厳しさを理解しあう就職・採用活動方法が、将来の幹部採用やミスマッチ防止においても、さらに重要になってきます。
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