リクルーター復活、
就活サイトだけに頼らない採用活動
2014年8月30日 日本経済新聞
リクルーターとは出身大学を回って就職希望の学生に自社をアピールしたり、選考試験の助言などを行う若手社員のこと。大学のゼミやサークルの後輩や、就職課の紹介を受けて学生を集める。バブル期には金融やメーカーなど幅広い業種が動員し、有望学生に早めに目をつける役目も担った。景気後退や就活サイトの登場で2000年頃から下火になっていたが、採用競争の激化でここにきて復活している。
解説(和田康伯)
2016年採用は、倫理憲章により3ヶ月後ろ倒しの活動で、各企業において、採用競争は激化し、欲しい人材が採用できるかどうかを不安視する声が広がっています。そこで、3月スタート就活サイトだけに頼らない採用活動として、大学等とのコネクションが重視されますが、中でも注目される活動がリクルーターによる活動です。リクルーターは先輩社員として、応募学生を集めること以外に、会社説明会や、面接にも登場します。NECではリクルーターを拡大し、1500人が活動しています。中小企業各社におきましては、会社説明会以降で、学生の相談にのるスタイルで、会社や仕事の魅力付けを行い、学生の志望順位を上げること、選考途中や内定後の辞退を防止することに役立てようとする動きが広がりそうです。
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