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経団連会長 就活「元に戻すのも選択肢」

2015/9/7 日経新聞 経団連は今年から導入した大学生の就職活動の新ルールを再び見直す検討に入った。榊原定征会長が7日の記者会見で、4月に面接を解禁する従来の日程に戻すことも「選択肢としては当然ある」と語った。今後実施する会員企業向けの調査を踏まえ、どこまで見直すかを判断する。 経団連は企業が面接などの選考を始める時期を従来の4月から8月に遅らせたが、就職活動が結果的に長期化したことに批判が強い。さらに外資系など経団連非加盟の企業では4~6月に内々定を出すケースがあり、大企業でも8月より前に実質的な選考を行った例が指摘されている。 解説(和田康伯) 経団連は10月以降、現行ルールを検証する作業に入りますが、2017年採用においては、スケジュールの大幅な変更はない模様です。3月1日の新卒ナビのオープンも変更ありません。しかし、2018年採用においては大幅な変更があるかも知れません。今年の採用活動や就職活動は、多くの人事ご担当者の方々や学生の皆さんにとっては、スケジュール等の先読みがし難く、翻弄される一年となりました。これがまた変更になりますと大変です。さらに、多様な人材の採用方法の実施、多様な働き方と雇用形態の稼動等、いろいろな視点での人材戦略リニューアルも求めていますので、求人倍率を予測しつつ、自社に最適な戦略の着実な選択が大切になります。