大卒内定率、リーマン前水準に
2015年3月20日
日本経済新聞
3月に卒業する大学生の2月1日時点の就職内定率は86.7%となり、前年同期を3.8ポイント上回ったことが20日、文部科学省と厚生労働省の調査で分かった。4年連続の改善で、リーマン・ショックの影響が深刻化する前の2009年2月(86.3%)を超えた。
調査は全国の国公私立62校を抽出し、就職希望者の内定状況を調べた。大学院などに進学せず就職を希望する学生の割合(就職希望率)は76.5%で、2月時点としては過去最高だった。
解説(和田康伯)
就職内定率が、86.7%。内訳は、文系が86.2%、理系は88.7%。男子85.3%、女子88.3%。高校生の就職内定率は1月末時点で92.8%。5年連続の改善で、バブル期並みの高水準となっています。今後の採用難の傾向に対して、中小・中堅企業におきましては、労働市場に適応する人事戦略の検討が進んでいます。給与アップの検討、仕事内容の検討、採用市場(キャリア採用・新卒採用・高卒採用・シニア採用・女性雇用等)の検討等、環境に適応した人事戦略の検討が進んでいます。
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