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売り手市場と

大手志向。
2014月5月1日 日本経済新聞 2015年春に卒業する大学生らの就職活動で、業績が回復する企業を中心に採用意欲は高まっており、学生にとっては久々の「売り手市場」。民間調査では学生たちの大手企業志向は根強い。「早く、安定した正社員の内定を」と緊張した表情で面接に臨んだ。 日本経済新聞社の3月の調査では約1500社の15年春の大卒採用数は前年比15.2%増。リーマン・ショック前の07年の水準に迫っている。学生にとっては久々の売り手市場だが、安定志向は依然強い。 就職情報会社が毎年実施する調査では、15年春卒の学生の45%が大手企業志向で、前年比3.7ポイント増と2年連続で増加。企業選択で重視する点でも「安定している会社」が同5ポイント増の27%だった。 提言(和田康伯)(採用コンサルティング) 中小企業におきましては、採用活動が前年と一変しています。学生の志向は、まさに大手志向で、中小企業各社への学生の志望順位は年々、下がってきています。会社説明会への参加学生の減少、面接等での途中辞退の増加、決めきれない学生の増加、そして、これからの内定辞退の増加…。一年しか違わないのにもかかわらず、前年との採用市場の様変わりに戸惑いすら覚えます。これからのポイントは、「忍耐力と継続性で応募者との信頼関係を創る」です。我慢強い、採用活動で、がんばりたいところです。私たち中小企業の、「他にない独自性」、「人材を本当に大切に育てる理念」、「若くしてチャンスをつかめる可能性」、「地域に貢献できるやりがい」…にきっと学生も気づくはずです。もっとも、そういった学生こそ、私たちには、必要なのです。