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就活。

3Sで絞れ
2014年1月6日 日本経済新聞 2015年春入社予定の就職活動が本格的に始まった。どの業界や企業に的を絞ったらいいか悩んでいる学生もいるだろう。志望先をある程度絞り込んだ方が納得のいく結果になるはずだ。「好きな製品・サービス」「成長力・収益性」「理想の職種」の3つの切り口から、志望先を選ぶ方法を探った。 提言(和田康伯)(採用コンサルティング) 学生の企業研究のひとつのパターンとして紹介します。「製品・サービス」は、好きな製品からスタートする企業研究で最近の学生には多い方法です。その結果、知っている製品、身近な製品、生活関連の製品などが、安心感が高く人気になりがちです。自社のPRにおいても、自社の製品との関連付けで説明することが大切です。 次に「成長力・収益力」。上場企業(新興市場含)だけでも3400社を超えています。学生にとっては決算書を読み解くのも大変なことです。定量的な分析ですと、どうしても上位からの序列になってしまい、これまた人気企業に集中しそうです。自社のPRにおいては、定量的なアピールには限界があり、未来の成長力・収益力を定性的に、論理的に語りたいものです。 3つめは「理想の職種」。やりたいことと、できることの両面を考えると難しそうです。またイメージが先行する企業研究になりそうです。自社のPRにおいては、現時点での職種と未来の職種を具体的に理解させること、キャリアは自ら創っていくものであることへの共感を大切にしたいものです。