報道ヒストリー
History

今回紹介するリンクコンサルティンググループは、人事・人材会社、営業・マーケティング会社他数社よりなる企業グループ。グリーンシート銘柄の発行会社などへさまざまなノウハウを提供している。 「当グループの業務をひとことで言えば経営コンサルティングということになるわけですが、通常のコンサルティングとは一線を画した存在だと思っています」と語るのは、同グループ代表の和田康伯氏。 「人材の採用、教育や給与制度、営業やマーケティングに関するご相談に乗り、提案をするというだけでなく、グループとしてそれら業務の代行支援までを引き受けるきめの細かいサービスが、私どもの特徴です」 単に方法を伝授するのみならず、実際にその委託を受ける。人事部門で言えば、募集から採用、教育や組織活性化までを代行支援する。営業部門で言えば、各種リサーチから広告宣伝、営業販売モデルの構築、営業代行までを提供する。「そのため、十五名の内部スタッフに加え、二十名以上の外部顧問とも契約しており、どんな業態や分野の企業にも対応できる体制を整えています。私たち自身も、企業と共にさらなる成果を目指すため、成功報酬型の支援も行なっています」 では、グリーンシート銘柄の発行会社に特に力を入れているのはなぜなのだろう。 「グリーンシートが、中小・中堅にとって有効な資金調達の手段だというのはもちろんですが、それだけで終わってしまうのはもったいない。株式を公開した以上、それを有効に活用して、企業活動の飛躍のスピード化を目指すべきです。積極的に企業価値を高める努力をすることが、株主に対する責務でもあるわけですから」 ところが、なかなか成果が上がりにくい現状もあると、和田氏は言う。 「それは、ある意味致し方ないことだとも思います。成長盛りであるグリーンシート銘柄の発行会社にとっては、これまでの業務の拡大が最優先で、人事や営業のしくみづくりにまで手がおよばない。そのための専門スタッフもいないというのが実情でしょう。そこをお手伝いできたらと考えているわけです。経営陣は、どうぞ、得意な部分に力を注いでください。それを最大限に活かすための人事部門や営業部門は私どもがバックアップします…ということです」 もちろん、グリーンシート銘柄指定後の広報活動などＩＲ活動についても積極的に支援する。 「グリーンシートを機にパブリックカンパニーとしての企業活動を確立するための、さまざまなご相談に応えることができると思っています」