就活面接解禁。走る学生・急ぐ企業。日程1日に集中
2016/6/1
日経新聞
2017年春に卒業する大学生・大学院生に対する経団連加盟企業の面接選考が1日に解禁され、大企業を中心に一斉に採用面接が始まった。人手不足を背景に「売り手市場」が続く中、企業は優秀な学生をいち早く確保しようと早めに動いており、1日に面接が集中している。複数の企業を掛け持ちして面接を受ける学生も多く、慌ただしい就活は山場を迎えようとしている。
解説【和田康伯】
6月1日の内定率は、43%(5/31)~56%(6/1)と就職情報会社各社のデータによってバラツキはあるものの、おおむね50%。大手企業の内定が一段落する6月下旬に向けさらに高まるものの、学生の就職活動率は85%(5/31)となっており、中小企業にとっての本番はこれから。
6月1日の動向として、損害保険ジャパン日本興亜は全国39都市で1500人の面接、東京海上日動火災保険は全国約40カ所で3000人の面接、NTT東日本は3都市で面接、日本たばこ産業(JT)は全国8都市で面接、東レや三井物産なども一斉に選考を開始(日経新聞)。1日に内定を出す会社も、2~3週間後に内定を出す会社もある。各社ともに、学生の内定率の上昇を背景に、当初予定よりも選考期間を短縮する動きが鮮明になっている。
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